特攻か？

福島での働き先に、原発がある。

私の遠縁にも原発で働いている人が居ると聞いたことがある。

東京電力福島第一原発。

日々のニュースを見て、文句を言っている人がいる。
今日も怪我人が出て、被爆をしたエンジニアがいる。

ある宮城のブロガーの義兄は、その原発のエンジニアだそうだ。

誰かがやらなければいけない。
誰の為に？

家族の為に？

会社の為に？

日本の為にですか？

その義兄の、ご実家は流され安否も不明と・・・

その彼は、被害の拡大防止のために、命を投げ出す覚悟だと。

そして、その義弟のブロガーは、
「逃げることをやめ、災害に立ち向かう兄弟を誇りに思う」と
「職種は違えど　同じエンジニアとして　尊敬致します。」
と・・・

今の日本では・・・
戦争映画でしか聞いたことが無い言葉。

その彼も、親兄弟、親類、幼馴染み、町が全部消え安否不明と


６リッターのガソリンを手に入れることが出来た彼は、被災者が
収容される病院へ、まず点検業務に出て行ったそうだ。

最後に、こう締めくくっている。

「今回起きた惨劇は　夢でもなんでもない現実です」
「私は　この先辛い事実を突きつけられるかも知れません」
「しかし　それも全て現実として受け止め　悲しみは奥底にしまいこみ」
「宮城　いや　東北　いや　日本の復興のため」
「そして　いつの日か　３．１１以上の繁栄のため」
「前進しよう思います」
「最後に　今もなお　取り残されている方々の一刻も早い救助を願うと共に
亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り致します」

どこか他人事のように見るニュースの被災地よりも、知っている方の声を聞いて、
本当の被災地を見たような衝撃を受けてしまったので日記にさせて頂きました。

ネットの世界で、知人とも言えないブロガーの、その友人。

まるっきりの他人だが、彼の情報はネット上で知っている。
他人だが、他人でないような？
同じ、ナックルヘッド制作待ちのブロガーとして、ちょくちょく覗いていた。

そして、勝手に心配していたが・・・

安否確認が出来た日記が、ちょっと衝撃だった。

そんな彼に、私は何も出来ない。
陰ながらただ、心の底から「ガンバレ」としか言えない。
ただ、それだけしか出来ない。



私事ですが、南相馬市の本家の安否確認もやっとで取れました。
お陰様です。
まだ、まだ、安否確認が取れていない方には心情を御察し致します。

友人に教わった一部ではありますが、被災地の航空写真が見られるｻｲﾄ
http://saigai.gsi.go.jp/photo_h23taiheiyo-hr/photo/index.html
赤丸をクリックすると被災後の画像が見られます。
叔父の家の無事も確認出来ました。